其の一 近視・近眼 / 軸性近視
目の屈性異常…まずは近視・近眼について。キンシ・キンガン…が一般的ですが、近目・近眼と書いてチカメとも呼ばれることもあります。若い人の間で「目が悪い」…などというと、近視・近眼のケースが殆どでしょうか。因みに、あくまで筆者が感じている限りですが、ここ20~30年の間に、目の悪い人の数が増え、それに目の悪さの度合いもものっすごくヒドくなっているような気がするのです。筆者より若い人に、「裸眼で0.4もあるの~目ぇいいや~ん」といわれると感が狂うときがあります。現代的な現象なのでしょうか?
さて、その近視・近眼…近くのモノはよく見えるけど遠くのモノを見るとぼやけます。目でモノをピントが合っている状態は、つまり網膜でちょうどいい感じに像を結んでいるワケですが、網膜より前で像を結んでぼやけているいる状態が近視・近眼なのです。
本来、大別すると二つの型に分けることができます。【軸性近視】と【屈折性近視】がソレ。まずは、軸性近視について。これは、厳密にいうと、屈折異常というよりは受け皿の問題。【眼軸】…角膜から網膜までの距離、…が長い(前後方向に楕円)と、いくら水晶体が正常に機能しても像を結ぶポイントがずれるワケです。つまり、遠くからきた光に対して、いくら水晶体を薄くして、すなわち屈折率を落として遠くに像を結ぶようにしても、網膜がさらに遠いところにあるというコト。近視としては「強度」になるケースが多いとのこと。